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薪割り
とある用事でとてーも遠い山の中へ行ってきました。
「田舎で●らそう」ばりの田舎でした。
そらもう、通行人が見当たらず家間距離が100mは普通、ってぐらいの田舎でした。

実は私山生まれなもので田舎って結構慣れてるんですけど、久々の山なんではしゃぎ回りました(笑)
Kトラの後ろに過積載12人乗りしたり野外で料理作ったりなかなかにアウトドアでした。
山登りはなかったけど、かわりに薪割りしてきました(笑)


んで、題になるんですが。
いやー薪割り、…うん、腕が痛い!!!!!!!!!!
ついでに腰も痛い!!!!右腕なんて今使い物になりませんよホント。

最初他の子が薪割りしてるのをしばらく眺めてたんですが、何か面白そうだったんで挑戦してみました。
他の子は結構可愛らしく割ってましたが…私は一発目から割る気満々です。殺気立ってます。
入り過ぎの気合いを入れてぜいあああ!!と振り下ろすと。

一本目、当たり所が悪く欠ける×3=粉砕

こなごなですよ。すぱんと割りたい。
でもそう思ってたら監督?のお兄さんが次これいってみようと持って来てくれました。
妙に太い(直径20センチ弱)の棒っていうか軽い丸太。立てると妙に安定がいい。

「真ん中にヒビが入ってるからこれは割りやすいよ」

とお兄さんはいうものの高さも太さも今までよりレベルが一個上です。
しかしまあいい、やってやろうじゃないかと再度脇をしめて振り下ろしますが…
今日初めて斧を持った人間がそう簡単に割れるはずもなく。
仕方が無いので何回も斧を叩き付けていると(でも割れない)

「ヒビに狙いを定めてまっすぐ振り下ろす感じで!腰落として!」

なんか師匠じみて来たお兄さんのアドバイスで再度気合い、私はもののふ。
で、振り下ろしてみると。

刺さった。見事に。斧が。しかし抜けない。

小さいサイズの木なら斧にくっつけたまま振り下ろすってのもアリらしいんですが、
あんまり丸太が重いもんで振り上げるなんてとんでもない感じです。
にっちもさっちもいかなくなってどうしようと思っていると再度師匠が一言。

「斧を下に持って石で叩けばもう絶対割れるよ!!いけるいける!!」

こう…自分よりかなり低い鉄棒を持つような感じで持って、石にガンガン叩き付ける訳ですな。
もうここまで来ちゃうとこの丸太を割るまで私は帰れません。
絶対息の根止めてやるこの丸太!!!つぇぇぇーい!(劉備)

……(ちょっと深く刺さった)

…………ゲアッ!(叩)ゲアッ!!(叩)ゲアッ!!!(叩)
もう父上の仇と言わんばかりに叩き付けまくる。とにかく叩く。割れない。
くそっ、失せろ虫けらどもー!!!(渾身)

で、割れました。めりめりと。
叩き斬ってやったヨロコビを友人に振りまいていると、小さく

「……あ、これちょっと湿ってる…」

うおおおい師匠ー!!!そりゃ割れないよ!!!!!
こっちは腕の感覚無くなってるくらいだってのに!


そして現在、熱くなりすぎたツケが回って来て右腕が使い物になりません。
肩の高さに腕持ち上げられない。着替えが苦痛。
手のひらの筋肉もHP赤なのでメールすらたどたどしい。
楽しかったけど改めて自分体力ないと思いました。

友人知人にめっちゃ不健康そう、と言われる私が薪を叩き割ってる姿は他の子にどう映っていたんだろうか。
いや、一緒に行った友人には爆笑されたんですけどね。
by IDhuyo | 2006-02-23 23:48 | 日常
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